麻しん(はしか)について

公開日 2018年08月17日

麻しんは、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ全員が発症すると言われています。

国内でも、主に海外からの持ち込み事例が見られており、注意が必要です。

麻しんとは

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。

典型的には、10日から12日間での潜伏期間を経て発症します。

症状としては、38度前後の発熱や咳、鼻水、結膜充血などの風邪のような症状が2日から4日続きます。また、肺炎や脳炎などの重い合併症を引き起こすこともあります。

●参考資料

厚生労働省:麻しんについて外部サイトへのリンク

国立感染症研究所:麻しんについて外部サイトへのリンク

感染経路

空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへと感染します。

麻しんにかかったかなと思ったら

症状から麻しんが疑われる場合には、必ずあらかじめ医療機関に電話し、麻しんにかかった可能性があることを伝えたうえで、受診方法を確認してから受診してください。

麻しんにかからないためには

麻しんは、感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみでは予防はできません。

予防する唯一の手段は「ワクチン接種」によって免疫を獲得しておくことです。

麻しんの定期予防接種をまだ受けていないお子さんは、かかりつけ医に相談し、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)の予防接種を早めに受けましょう。

●以下の方は予防接種法に基づく定期予防接種対象者です。

 第1期:生後12か月以上24か月未満の者

 第2期:5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学前の1年間(幼稚園・保育園年長児の4月1日から3月31日)

定期予防接種のお知らせ

お問い合わせ

健康政策課
健康政策係(予防接種・感染症)
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎3階
TEL:0287-23-8975
FAX:0287-23-7632