アライグマにご注意ください

公開日 2024年03月29日

 大田原市では、農作物の食害や住宅の屋根裏への侵入など、アライグマによる被害相談が増えています。これら被害を防ぐため、アライグマの生態や被害対策についてご紹介いたします。

アライグマの生態

身体的特徴

  • 体長は約50センチメートル、尾の長さは約30センチメートルで、全長は約80センチメートルです。
  • 体重は約5キログラムです。
  • 尾には特徴的な5本から8本の縞があります。
  • 足の指の数は5本です。

    アライグマ

行動

  • 主に夜間に活動しますが、昼間も活動します。
  • 樹洞や建物の屋根裏などを休息場所としています。

食べ物

  • 雑食性でトウモロコシやスイカ、ナシなどの農作物、残飯、小動物、昆虫、鳥類やその卵なども食べます。

アライグマによる被害の内容

  • 果実、種子、野菜などの農作物の食害
  • 民家、倉庫、神社などの屋根裏への侵入
  • 屋根裏に住みついたことによる糞尿による悪臭の被害や寄生するノミやダニなどの二次被害

アライグマを寄せ付けないために

  • エサ場をつくらない
     アライグマは農作物や果実の取り残し、ペットフードなどを食べに来るので、エサとなるようなものを家の周りに放置しないようにしましょう。
  • ねぐらをつくらせない
     アライグマは建物の天井裏などをねぐらにするため、天井裏に住みついたことによる糞尿などの被害が発生します。また、アライグマは手先が器用なので、隙間をこじ開けて侵入することができます。壁などにできてしまった小さな隙間や穴、換気口など、侵入口になるような場所がないか建物周りを点検し、穴がある場合は塞ぎましょう。また、アライグマは周囲の見通しが良くなると警戒するため、建物周辺の草刈りをすることも有効です。

被害対策

楽落くん設置マニュアル[PDF:2.64MB]

理想的な被害対策例

 

 

栃木県HP アライグマ・ハクビシンの防除対策(外部リンク)

アライグマ被害を食い止めよう(栃木県)[PDF:526KB]

被害が止まらない場合

 アライグマなどの野生動物は「鳥獣保護管理法」で保護されていますが、農作物や生活環境に被害を発生させている場合は、市の許可を受けたうえで捕獲することができます。
 野生動物による農作物の被害が止まらず捕獲を行う場合は、有害鳥獣捕獲許可の申請を行ってください。
 また、捕獲の申請の際にアライグマなどの小動物用の箱わなの貸出を行っていますので、必要な方は許可申請の際にご相談ください。
 申請手続き等の詳細については、野生鳥獣の捕獲についてをご覧ください。

お問い合わせ

農林整備課
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎4階
TEL:0287-23-8126
FAX:0287-23-8782
農村環境対策係
TEL:0287-23-8813

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