公開日 2023年08月16日
情報提供案件
- 令和4年度男女共同参画に関する年次報告書について
- 保有個人情報の漏えい事故の発生について
- 特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害状況について
- 令和5年度物価高騰対策大田原市地域応援商品券について
会見内容
1 令和4年度男女共同参画に関する年次報告書について
大田原市が令和4年度に取り組んでまいりました男女共同参画に関する各施策の実施状況を取りまとめた「令和4年度男女共同参画に関する年次報告書」を作成いたしました。
この報告書は、令和4年3月に策定いたしました「おおたわら男女共同参画プラン第4次大田原市男女共同参画行動計画」に基づき、3つの基本目標として「それぞれの個性を認め合える社会づくり」、「だれもがあらゆる分野へ参画できる地域づくり」、「だれもが心豊かに暮らせる環境づくり」を掲げ、その目標ごとに設定した指標値の達成状況を報告するものです。
令和4年度指標値の達成状況のうち「家庭教育学級参加者数」では、新型コロナウイルス感染拡大防止により事業実施が困難でありました令和2年度が639人の参加であったのに対し、感染対策を講じながら事業を実施した令和4年度は、1,483人と844人の大幅な増となりました。
また、40歳から69歳の乳がん検診受診率につきましては、目標値60％であるのに対し、令和4年度は68.4％と8.4ポイント目標値を上回っております。
一方、審議会・委員会等における女性委員の割合につきましては、令和2年度24.0％であったのに対し、令和4年度は22.4％と1.6ポイントの減となりました。その他の詳細につきましては、年次報告書をご覧ください。
昨年度の実施結果を踏まえ、第4次行動計画に基づく目標値を早期に達成できるよう、今後も男女共同参画行政を推進してまいります。
2 保有個人情報の漏えい事故の発生について
この度、大田原市デマンド交通運行事業者において、保有個人情報の漏えい事故が発生いたしましたのでご報告させて頂きます。
6月下旬～7月上旬に、運行事業者のドライバーが、田町ロータリートイレの男性用洗面所に出来たツバメの巣からの落下物を防止するために、デマンド交通利用者4名の個人情報が記載された予約表3枚を使用して、巣などを覆うように壁に貼り付けて対応を行っておりました。
予約表を貼った時点では、個人情報が記載されている面を内側にしていたため、見えない状態でありましたが、固定していたガムテープが剥がれたことで、3名の個人情報が見える状態となり、令和5年7月17日に一般の方からの通報により漏えいが発覚いたしました。
漏えいの対象となった4名の方には、発覚後速やかに事案の説明と謝罪を行い、令和5年7月25日付けで謝罪通知を発送したところでございます。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんでした。
再発防止のための措置といたしましては、運行事業者に対し再発防止及び個人情報の保護に関し、適正な措置を講じるよう厳重に注意し、運行事業者においてドライバーの再教育を行い、個人情報の厳重な取扱いについて周知徹底するよう指導いたしました。
また、予約表の紙媒体での取扱いを止め、タブレットでの配車状況及び予約の確認を行うよう指示いたしました。
3 特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害状況について
市内におきまして、令和5年7月5日に確認されました特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害につきましては、すでに情報提供させていただいているところでございますが、それ以降の被害状況につきましてご報告させていただきます。
該当の被害木につきましては、7月6日に伐採・焼却処分を実施しており、その際に成虫1匹を確認しております。
その後、「半径2ｋｍ以内の公共施設等の調査」を栃木県と共同で開始し、調査の結果、7月10日に2例目となるサクラの木2本、7月20日に3例目となるサクラの木2本と成虫1匹を確認いたしました。なお、これらの被害木につきましては、すでに対応を済ませております。
そのほかに市独自の調査といたしまして、「市内全域の市有施設や市道街路樹、公園」についての一斉調査を市関係部署に指示し、対象施設数326施設について、対象樹木サクラの木約3,900本、ウメの木約150本、モモの木1本を調査いたしましたが、いずれも被害木等は確認されておりません。
以上の結果、現時点での被害状況といたしましては、スモモの木1本、サクラの木4本、成虫3匹が確認されております。
市といたしましては、令和5年5月にチラシを全戸回覧したところでありますが、さらなる被害拡大を防止するために、8月にも再度、情報提供の協力依頼のためにチラシの全戸回覧による周知を行いました。
今後も栃木県及び市民の皆様のご協力を得ながら、被害の拡大防止を図ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
4 令和5年度物価高騰対策大田原市地域応援商品券について
市民生活における、新型コロナウイルス感染症の影響が長期に及ぶ中、原油価格や電気料金及びガス料金を含む物価高騰等の影響を受けた生活者を支援することを目的として、令和5年5月1日現在住民登録のあった方に対し、一人当たり3,000円分の商品券を配布いたします。
配布は簡易書留により8月中旬から順次行い、8月末までには概ね配布が完了する予定です
使用できる期間は9月1日から11月30日までとなっております。
（内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。）
