公開日 2024年06月12日
新型コロナウイルス感染症(令和5年5月8日時点)
「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
感染経路
- 飛沫感染:ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること
- エアロゾル感染:空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むこと
- 接触感染:ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること
外出自粛の推奨と期間
外出を控えるかどうかは個人の判断に委ねられることとなりましたが、外出を控えることが推奨される期間と周りの方への配慮について周知されておりますので、以下を参考にしながら行動をお願いします。
外出を控えることが推奨される期間
- 特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことから、発症日を0日目(注意1)として、5日間は外出を控えること(注意2)
かつ、 - 5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、痰や喉の痛みなどの症状が軽快して24時間程度経過するまでは、外出を控え様子を見ること
が推奨されます。症状が重い場合は、医師に相談してください。
(注意1)無症状の場合は検体採取日を0日目とします。
(注意2)こうした期間にやむを得ず外出する場合でも、症状がないことを確認し、マスク着用などを徹底してください。
周りの方への配慮
10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者との接触は控えるなど、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。
発症後10日を過ぎても咳やくしゃみなどの症状が続いている場合は、マスク着用など咳エチケットを心がけましょう。
感染対策のポイント
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった後、ほとんどの方は時間経過とともに症状が改善します。いまだ不明な点が多いですが、一部の方で長引く症状(罹患後症状,いわゆる後遺症)があることがわかってきました。
症状が改善せず続く場合には、かかりつけ医等の医療機関に相談しましょう。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について」(外部サイト)
STOPコロナ差別
新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正により、コロナ差別の防止、解消に向けて、差別的取扱い等の防止に関する規定が設けられました。(令和3年2月13日施行)
更なる感染を防ぎ、医療を守るためにも、新型コロナウイルス感染症を理由とした偏見や差別、いじめ等は決して許されません。
医療従事者をはじめ、私たちの健康やくらしを支えるために奮闘されている方々に心から感謝し、エールを送りましょう。
新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言
令和2年8月21日、市町村長会議において、栃木県および県内25市町共同の「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」が採択されました。
宣言内容
- 感染された方やその家族などに対する差別、誹謗中傷等は、決して許されません
- 医療従事者をはじめ、私たちの健康やくらしを支えるために奮闘されている方々に心から感謝し、エールを送ります
- 県外から来られる方々を非難せず、お互いに尊重し合います
- 県民の皆さまとともに、互いの立場をおもいやる心とやさしさを忘れず、新型コロナとの闘いを乗り越えていきます
シトラスリボンプロジェクトINとちぎ
栃木県内でも、コロナ渦で生まれた差別や偏見を防ぐため、シトラスリボンプロジェクトが広がっています。
詳しい活動については、シトラスリボンプロジェクト from ehime(外部サイト)をご覧ください。
関連リンク
- 厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症について」(外部サイト)
- 国立感染症研究所ホームページ(外部サイト)