公開日 2022年03月24日
介護予防とは
介護予防とは、住み慣れた地域でいきいきと自分らしい生活を続けられ、できるだけ介護が必要な状態にならないようにすることです。また、介護が必要になった場合でも、その状態を悪化させないようにする取組をいいます。
元気なうちから介護予防に取り組み、今まで気づかなかった自分の生活上の問題点を知り、介護予防を実践していきましょう。
介護予防には次の4つの柱が大切です
1 身体活動(運動)
生活の中で積極的に体を動かし、歩く力を落とさないようにしましょう。
2 食生活(栄養)
バランスの良い食事を摂り、定期的な体重測定で肥満や痩せに気をつけましょう。
3 お口の健康(口腔)
お口のお手入れを習慣化し、定期的な歯科受診で食べる力を保ちましょう。
4 社会参加(交流)
人との交流が老化を遅らせます。趣味を大切にしましょう。
市内には高齢者ほほえみセンターやささえ愛サロン等の通いの場があります。
フレイルとは
フレイルとは、健康な状態と介護が必要な状態の間の段階のことで、介護が必要となるリスクの高い状態にあるといわれています。しかしフレイルは早期に適切な対策をすることで、健康な状態に戻ることも十分可能であり、健康なうちからフレイルに気を付けることで予防効果が高まります。
フレイルには、筋肉の低下や低栄養状態といった身体的フレイル、気分の落ち込みが続く精神的フレイル、人とのかかわりが減ってしまう社会的フレイルといった種類があります。
高齢期は、このフレイル予防に着目した健康づくりが大切です。そして、ささいな変化や衰えは、自分では気づきにくいことがあり、家族や周囲の気づき大切になります。上記の4つの柱に意識しながら、日常生活を送りましょう。
健康寿命の要は介護予防です
高齢期にはメタボ予防に加えて、フレイル予防が大切です。市ではほほえみセンター等でおたっしゃクラブを実施しています。与一いきいき体操の実践、栄養改善やお口の健康、フレイル予防、認知症予防等、介護予防に関する講話や実践をおこなっています。
おたっしゃクラブ (新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、実施を見合わせる場合があります)
高齢者ほほえみセンターや市役所内で、介護予防事業(おたっしゃクラブ)を実施していますので、ぜひお気軽においでください。
各公民館などでも健康教育として様々な介護予防事業を行いますので、関心のある方は、お問い合わせください。
2006 年 4 月~2021 年 9 月に大田原市の介護予防事業に参加された方へのお知らせ
与一いきいきメイト(介護支援ボランティアポイント制度)(令和4年度は6月1日から募集予定)
大田原市では、65歳以上の方の社会参加と介護予防の推進を図るため、与一いきいきメイトを養成しています。
与一いきいきメイトとなった方には、高齢者ほほえみセンター等で「与一いきいき体操」を含む「いきいき活動」を実践していただいております。
1年間の「いきいき活動」を通して得たスタンプ数に応じて申請することにより、転換品を受け取れます。
詳細な内容や条件は下記募集チラシをご覧ください。
※令和3年度の養成講座は終了しました
令和3年度 いきいきポイント 制度チラシ [PDF:402KB]
認知症サポーター養成講座
認知症の人は、記憶障害などから生活への支障が現れ、周囲の人とトラブルを起こすこともあります。しかし、身近な人の理解やちょっとした手助けがあれば、住み慣れた地域で暮らし続けることができます。
地域ぐるみの支え合いの基盤をつくるため、平成17年度から厚生労働省では、「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として、「認知症サポーター」を養成しています。
認知症サポーターは「なにか」特別なことをやる人ではありません。認知症の人やその家族を見守る応援者として、自分のできる範囲で活動します。まずは、認知症の正しい知識を学んでみませんか?
認知症サポーター養成講座とは
認知症サポーター養成講座は、研修を受けたキャラバンメイトが講師となり実施します。
地域の集会や会社での勉強会、学校や子ども会など、人が集まる機会において、認知症サポーター養成講座を開催することができます。
開催希望のある場合には、地域支援係までお問い合わせください。
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