令和3年11月 大田原市定例記者会見

公開日 2021年11月12日

情報提供案件

  1. 大田原市有財産活用民間提案制度に基づく提案者の特定について
  2. 第11次大田原市交通安全計画の策定について
  3. 大田原市建築物耐震改修促進計画(三期計画)の策定について
  4. 令和4年大田原市はたちの集いの開催について
  5. 第49回芭蕉の里くろばねマラソン大会の開催について
  6. JTBバドミントンS/JリーグⅡ2021大田原大会の開催について

会見内容

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1 大田原市有財産活用民間提案制度に基づく提案者の特定について

 本市では、廃校となった小中学校や用途廃止となった公共施設などの市有財産について、大田原市有財産活用民間提案制度に基づき、活用を希望する事業者を、随時、募集しております。このたび、旧片田小学校と旧大田原保健センターの2施設につきまして、同制度に基づく、活用提案がありましたので、提案内容について審査を行い、提案者を特定いたしました。1件目の旧片田小学校の提案者は、東京都豊島区に本社を置く、リングロー株式会社であります。同社は、廃校となった学校を再び人々が集まる場所として活用するという「おかえり集学校プロジェクト」を各地で展開しております。今回、旧片田小学校を使い、地域に根差したICT交流施設として運営を行うものであります。かつては地域の中心であった学校に、パソコンやスマートフォンの相談室や住民の交流スペース、さらにはイベントスペース等が設置されることにより、地域におけるICTへの理解が深まるとともに、本市が取り組んでいる子ども達のICTを活用した学習の充実にも寄与することを期待しております。2件目の旧大田原保健センターの特定者は、大田原市加治屋を所在地として、若者の就労支援や学童保育、生活困窮者の学習支援などを実施している「特定非営利活動法人キャリアコーチ」であります。今回の提案では、その活動拠点を現在の那須塩原市一区町から旧大田原保健センターに移し、実施事業を継続するほか、新たな事業として、障害者や子ども支援、また、高齢者支援といった幅広い年代に対する福祉サービスも充実させて実施する内容となっております。今後、関係部署との協議や地域住民への説明会などを行い、市との譲渡契約締結後、事業開始に向けて準備を進められることとなっております。今後も、現在利用していない施設につきましては、この制度により有効な活用を図って参りたいと考えております。

2 第11次大田原市交通安全計画の策定について

 本年10月に、大田原市交通安全対策会議による審議を経まして、第11次大田原市交通安全計画を策定いたしました。本計画は、「道路交通の安全」と「踏切道における交通の安全」の2章で構成されております。第1章の道路交通の安全では、交通安全計画における目標としまして、令和7年度までに交通事故による24時間死者数を年間で3人以下としました。今後の道路交通安全対策で、重視すべき視点につきましては、高齢者及び子供の安全確保等の5点を、講じようとする施策の柱として、道路交通環境の整備等の6点を掲げております。第2章の踏切道における交通安全対策の施策では、県による単独立体交差化整備事業に伴い、踏切道の立体交差化等の推進を追記しております。交通安全対策は、行政機関や事業者だけでなく、地域社会が一体となって取り組むべき課題であります。人命尊重を第一とし、交通事故のない安全で安心な大田原市を目指して、交通安全対策全般にわたる各施策を実施してまいります。

3 大田原市建築物耐震改修促進計画(三期計画)の策定について

 耐震改修促進法第6条の規定に基づき、大田原市建築物耐震改修促進計画(三期計画)を策定いたしました。本計画は、地震による建物の倒壊の被害から市民を守ることを目的として、耐震化の目標と施策を定めるものであり、令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間としております。二期計画において、耐震化率の目標は未達成でありましたが、特に「住宅」に大きな遅れがあり、その要因として、建物の築年数に合わせ、そこで暮らす方の高齢化や単世帯化も進んでいることが挙げられます。三期計画での耐震化率の目標につきましては、二期計画と同様、国・県の計画を踏まえ、設定いたしました。その達成に向けた取り組みといたしましては、引き続き、耐震化の普及啓発、改修費の助成を行っていくほか、二期計画での課題を踏まえ、新たに、改修費用が比較的抑えられる部分改修や家具の転倒防止策などの簡易な改修の普及に取り組んでまいります。なお、本計画の施策につきましては、毎年度、評価検証、見直しを行い、施策の充実を図ってまいります。

4 令和4年大田原市はたちの集いの開催について

 令和4年大田原市はたちの集いを、令和4年1月3日(月)午前10時から、那須野が原ハーモニーホールの大ホール及び小ホールにおいて開催いたします。民法改正による成年年齢の引き下げを見据え、大田原市では令和元年度より式典の名称を「大田原市はたちの集い」へ変更し、20歳となる方を対象とする式典であることを明確にいたしました。式典の所要時間は50分程度を見込んでおり、大ホールで挙行いたしますが、新型コロナウイルス感染症対策で座席間隔の確保を伴う入場案内を行いますので、小ホールにおいて式典の映像を同時中継し、同様に参加いただけるよう工夫いたします。また、式典の内容については、昨年度実施できなかったパイプオルガン記念演奏を再開いたします。思い出に残る、美しい音楽とともに、20歳を迎える方々の門出を祝福いたします。式典の開催にあたっては、昨年度と同様に新型コロナウイルス感染防止の対策を講じます。マスクの着用、検温、手指消毒等の基本的な対策はもとより、会場内の密集を避けるためご家族の入場、参加をご遠慮いただく、可能な範囲で式典を簡略化し所要時間の短縮を図る、等の対応を実施いたします。なお、令和3年10月末日現在において、対象者数は767名、うち28名は市外居住者という状況となっております。

5 第49回芭蕉の里くろばねマラソン大会の開催について

 昨年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止とした「芭蕉の里くろばねマラソン大会」を12月19日の日曜日に開催いたします。今年度は、9月8日から10月19日まで、県内在住者限定での募集としましたところ898名の方の応募がありました。県内多くのマラソン大会が中止となっていますが、例年実施している表彰式、なめこ汁の無料配布は今回実施せず、開会式の簡素化、また記録証のWEB化など、新型コロナウイルス感染症対策を講じながら安全に実施いたます。県内多くの大会が中止となっていますが、県内ランナーの方が楽しく安全に走れる貴重な機会として大会を開催いたします。

6 JTBバドミントンS/JリーグⅡ2021大田原大会の開催について

 令和4年に開催されるいちご一会とちぎ国体バドミントン競技のリハーサル大会としてJTBバドミントンS/JリーグⅡ2021大田原大会を栃木県立県北体育館を会場に11月18日から21日までの4日間の日程で開催いたします。大会はバドミントンS/JリーグⅡに登録された男子リーグ・女子リーグの各8チームが総当たり戦を行い、優勝したチームがトップリーグに昇格し、最下位のチームは3部リーグに降格する入れ替え制となるため、各チームの熱のこもった試合が展開されます。残念ながら会場は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、無観客での開催となりますが、感染症対策の一環として、来年の国体でも導入を予定している体温・体調記録アプリ「グローバルセーフティー」を活用した体調把握を実施するほか、県内で開催されるバドミントン競技大会としては初となります、得点板のモニター化や、インターネットを活用した試合のライブ配信やポイント配信サービスなど、先進的な取り組みを導入しながら、来年の本大会を見据えて大会を成功させてまいりたいと考えております。

(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)

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