令和3年9月 大田原市定例記者会見

公開日 2021年09月17日

情報提供案件

  1. インフルエンザ予防接種の費用助成について
  2. 令和3年度「全国学力・学習状況調査」および「とちぎっ子学習状況調査」の結果について

会見内容

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1 インフルエンザ予防接種の費用助成について

 生後6か月から中学生を対象に、新型コロナウイルス感染症と症状に類似点が多いインフルエンザ予防接種費用の助成を行うことで罹患者を減らし、医療提供体制の混乱や学校及び保育園等での集団感染を防ぐことを目的に、令和3年度に限り費用助成を行います。対象期間は、令和3年10月1日から令和4年2月28日までとし、小学生以下は2回、中学生は1回の費用助成を行います。助成金額については、1回当たり2,200円を上限とし、差額分につきましては各自医療機関でお支払いいただくことになります。対象者数は、生後6か月から小学生までが7,104人、中学生が1,862人で、計8,966人となります。日本ワクチン学会でも、感染症対策と医療体制の維持のため、今シーズンのインフルエンザワクチン接種について強く推奨していることから、多くの方に接種していただきますよう、お願いいたします。

2 令和3年度「全国学力・学習状況調査」および「とちぎっ子学習状況調査」の結果について

 8月31日に文部科学省が全国学力・学習状況調査の結果を発表し、各市町に対してもその結果が返却されました。本市としましても、市の概況をお知らせいたします。はじめに、小学校6年生の結果についてお知らせします。小学校では国語、算数において、県および全国の平均正答率を上回る結果となりました。次に、中学校3年生の結果でも、国語、数学において、県および全国の平均正答率を上回る結果となりました。さらに、本市小学校6年生の国語・算数、中学校3年生の国語・数学の正答率は、全教科において、すべての都道府県の正答率よりも高い結果となりました。今後も継続して、知識の定着の指導の徹底、さらには、身に付けた知識を活用し課題を解決する力の育成が、より一層図れるよう、学習指導の充実に努めて参ります。続いて、県内一斉で実施されております「とちぎっ子学習状況調査」の結果についてお知らせいたします。この調査は小学校4、5年生および中学校2年生を対象に実施されております。小学校は国語、算数、理科そして中学校では国語、社会、数学、理科、英語の5教科の調査が実施され、全ての学年および教科で県平均正答率を上回る結果が出ております。本市では、平成30年度から小中一貫教育が全面実施となり、各中学校区で学力向上を中心に9年間の教育活動を充実させています。また、市独自の国語・算数ドリルの作成による基礎学力の定着の徹底、小中の系統性を図った市独自の学力確認テストの実施、小中学校への会計年度任用職員の配置による個に応じたきめ細かな支援の充実、授業の更なる充実のためのICT機器の整備、などの学習環境の整備・充実に努めて参りました。これらの取組が、今回の調査結果をはじめ、児童生徒の学力や学習習慣の定着につながっていると分析しております。今後とも各学校の取組に対して支援していくとともに、教育施策の成果や課題を把握する貴重な資料として生かしていきたいと考えております。

(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)

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