インフルエンザが増加しています

公開日 2023年11月01日

 栃木県が実施するインフルエンザの発生動向の調査によると、令和5年10月16日から令和5年10月22日の7日間におけるインフルエンザの定点あたりの報告数が10.00となっています。これは、定点報告の対象となる1か所の医療機関あたり、1週間で平均10.0人がインフルエンザで受診したことを意味しており、注意報基準を超えていますので注意が必要です。
 今後も患者報告数の増加が予想されますので、インフルエンザの発生動向に注意するとともに、予防対策を行いましょう。

インフルエンザとは

 インフルエンザウイルスの感染によって引き起こされる呼吸器系感染症です。一般のかぜ症候群とは分けて考えるべき重くなりやすい疾患です。
 例年12月頃から流行しはじめ、1月から3月頃にかけて患者数が増加する傾向が見られます。

  • 主な感染経路として、飛沫感染(咳などで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する。)と接触感染(ウイルスが付着したドアノブなどに触れて感染する)があります。
  • 潜伏期間はおおむね1日から7日(多くは3日から4日目まで)です。
  • 症状としては、発熱(通常38度以上の発熱)と、咳・鼻水・のどの痛みなどの呼吸器症状が突然現れます。頭痛、全身のだるさ、筋肉痛、嘔吐・腹痛・下痢などを伴う場合もあります。

予防対策

  • 流水で手をよく洗いましょう。アルコールによる手指消毒も効果的です。
  • 室内では加湿器を使用するなど適切な湿度(50パーセントから60パーセント)を保ちましょう。
  • 体の免疫力を高めるために、バランスの良い食事と十分な休養、睡眠をとるなど日頃から体調管理を心がけましょう。
  • できるだけ人混みを避けましょう。やむを得ず外出する場合は、マスクを着用しましょう。
  • 咳やくしゃみなどの症状がある方は咳エチケットを守り、早めに医療機関を受診して自宅療養に努めましょう。
  • ワクチン接種を検討しましょう。ワクチンは、発症や重症化を防ぐ効果があるとされています。ワクチンの効果の持続期間は5か月くらいであることから、毎年接種することが必要となります。接種を希望する方は、かかりつけの医師に相談してください。

インフルエンザについて(栃木県)[PDF:68.6KB]

手洗いと咳エチケットで感染予防[PDF:385KB]

厚生労働省「インフルエンザQ&A」(外部サイト)

お問い合わせ

健康政策課
健康政策係(予防接種・感染症)
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎3階
TEL:0287-23-8975
FAX:0287-23-7632

PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Acrobat Readerダウンロード